賃貸物件のリノベーション - リノベーションの成功事例

千代田区二番町。
ここに築39年の古い「事務所ビル」がありました。
ミッドランズが、この物件オーナーにご提案させていただいたのは「賃貸住宅への改造」でした。なぜなら、この物件のあるエリアでは明らかに事務所ニーズが減少していたからです。根本を変える大胆なプランですが、当社で調査し検証したところ、このプランを実行した場合、約5年で投資費用を回収できる計算が成り立ち、物件に新しい価値を加え再生出来ると結論付けられたのです。

そのプランには、賃貸住宅へ改造した後の「入居者募集」から日々の「建物維持管理」までの安心がセットされています。物件オーナー様には、リノベーション後の全面的なフォローも担える当社の強みにもご理解を賜り、全てをお任せいただきました。後はご期待に添えるよう全力を尽くすのみでした。

果たして、このプランはミッドランズの成功事例(=人気物件)となったのです。

差がつく素材選び

床材

左の写真をご覧ください。
これは今回ミッドランズが採用した床材です。一見普通のフローリングのようですが、これを選んだのには理由があります。

入居者が入れ替わる度にかかる修繕費用は出来るだけ低く抑えたいものです。東京ルール(現状回復のルール)により、入居者の通常使用による傷は請求できなくなりました。特にフローリングはキズが付き易く、修繕コストがかさむ要因となっています。

導入時にかかるコストがほぼ同じであったとしても、修繕にかかるコストを見過ごしてしまうと、収益率に響きます。ミッドランズのリノベーションは、導入時のコストだけでなく、長期的な視点でプランを立案しています。

今回採用したこの床材は『キズが付きにくい』ことに加え、見た目の『高級感が得られる』というメリットがありました。施工後、この選択は大正解であったと実感しました。

次ページでは、賃貸物件の「稼働率を上げる設備選び」やミッドランズの「実情に合わせたリノベーション・プラン」をご紹介します。